いよいよ球宴が近づいてきました。「マイナビオールスターゲーム2026」は7月28日(火)に東京ドームで第1戦、29日(水)に富山市民球場で第2戦が行われます。
そして今年のオールスター、主役は間違いなくこの男です。阪神・森下翔太。今回はこの「主役」ぶりを、データで裏付けていきます。
ファンとプロ、両方が選んだ史上初の男
まずファン投票。森下は79万498票を集め、2年連続で12球団最多得票となりました。2年連続の最多得票というだけでも十分なスター性ですが、今年はここに歴史的な記録が加わりました。
選手間投票でも両リーグ最多得票。つまり「ファンが最も見たい選手」と「プロが最も認める選手」の両方に、同じ男が選ばれたのです。このダブル最多得票はセ・リーグの選手として史上初の快挙です。
人気投票は「知名度」で決まることも多い。しかし、対戦相手のプロたちが投票する選手間投票で1位ということは、グラウンドの中の評価——つまり実力そのものが認められている証拠です。
なぜプロは森下を選ぶのか。答えはスイングにある
当ブログではこれまで、森下のスイングをAI骨格解析(MediaPipe)で数値化してきました。
・22号ホームランの解析では、下半身→体幹→腕へと運動が伝わる「運動連鎖」の綺麗さが数字に表れていました。
・佐藤輝明との比較解析では、タイプの違う2人が「開かない・ヘッドが走る」という同じ原則を体現していることが分かりました。
ハードヒット率やバレル率といった打球質の指標でもリーグ屈指。つまり森下の本塁打量産は「たまたま入った」の積み上げではなく、強い打球を打ち続けた構造的な結果です。毎日対戦している投手や野手ほど、この「打球の質」を肌で感じています。選手間投票1位は、その肌感覚の集計結果と言えるでしょう。
阪神から史上最多6人。「藤川阪神」の球宴
今年の球宴は阪神ファンにとって特別です。選手間投票では阪神から史上最多の6人が選出。ファン投票でも森下に加えて大山悠輔(一塁手)、中野拓夢(二塁手)、佐藤輝明(三塁手)が部門1位で選ばれ、内野の半分が阪神という布陣になりました。指揮を執るのはセ・リーグ監督の藤川球児監督。前半戦の強さがそのまま球宴の顔ぶれに反映された形です。
見どころ①:ホームランダービー
球宴前の恒例、ホームランダービーの出場選手を決めるファン投票は7月20日(月)まで受付中です。本塁打王争いを繰り広げる森下と佐藤輝が揃って出場すれば、シーズンの「3本差の争い」を球宴の舞台で再現する夢の対決になります。投票がまだの方はお忘れなく。
見どころ②:「その後」こそ本番
オールスターが終われば、すぐに後半戦。本塁打王争い、そして優勝争いが再開します。当ブログでは骨格解析でスイングの変化を追い続け、「夏場の森下のフォームは維持できているか」を数字で検証する記事も予定しています。
後半戦の森下の打席を1本も見逃したくない方は、DAZNかスカパー!プロ野球セットをどうぞ。どちらが合うかは比較記事にまとめています。
※本記事の投票結果・日程はNPB公式発表および各種報道(2026年7月19日時点)に基づきます。
※「スコアの向こう側」は、データ解析で野球観戦がもっと面白くなるブログです。


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